「非現実的」とボツのパンデミック小説、コロナ禍受け出版
パンデミック(感染症の世界的な流行)に襲われた社会の悲惨さなどを描き、出版社が最初は「非常に非現実的」として突き返した小説が新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)で注目を浴び、このほど初めて刊行された。
この小説は英国スコットランドの作家、ピーター・メイ氏(68)が2005年に執筆した「Lockdown」。
物語の舞台はパンデミックの発生源となるロンドンで、当局が都市封鎖を迫られる過程などを描い...
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