ベスビオ噴火の犠牲者、死亡時の状況で新発見 ガラス化した脳も
西暦79年8月24日、イタリアの火山ベスビオ山が噴火し、ポンペイをはじめとする周辺の古代都市を壊滅に追い込んだ。これらの町の1つ、ヘルクラネウムに残された犠牲者の遺骨を研究者らが新たな技術を駆使して分析し、死亡時の状況を明らかにした。
分析の対象となったのは、噴火の際に舟小屋へ逃げ込んだものの火砕流にのみ込まれて死亡した152人の遺骨。当初、これらの人々の皮膚や軟組織は300~500度に達した...
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