中世修道女の歯に高級顔料、装飾本の彩色に従事か ドイツ
中世ドイツにあった女子修道院とつながりのある墓地から発掘された当時の女性の骨を調べたところ、歯に付着した歯垢から希少かつ高価な青色の顔料が検出された。科学誌に9日、研究論文が掲載された。中世の修道院で作成されていた豪華な装飾本の彩色に女性が携わっていた可能性を示唆する珍しい事例とみられている。
当該の修道院は14世紀に起きた戦争で焼け落ちてしまい、関連する記録がほとんど残っていない。研究者らは...
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