脱北者が感じる「断絶」 南北の再統一に必要なものとは
脱北者のケン・オムさんが初めて韓国ソウルに足を踏み入れた当時、馬鹿馬鹿しい質問を何度も聞かされることになれる必要があった。
北朝鮮の兵士だったオムさんが脱北したのは2010年。当時29歳だった。「北朝鮮にアルコールはあるの」「それほど栄養不足で米が手に入らなかったなら、ラーメンを食べればよかったんじゃないの」。そんな質問をされたという。
仲間外れにされたような経験だった。オムさんは、ソウルにあ...
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