石川県観光で笑顔を発信 関案連・総会/石川
関西石川県観光旅館・施設案内所連絡協議会(関案連、藤田佳継会長=加賀屋グループ)は4月12日、大阪市北区のウェスティンホテル大阪で第45回通常総会を開いた。関西地区から石川県への誘客を促進するためキャラバンや情報交換会などの実施を決めた。総会であいさつした藤田会長は「石川県観光を通じて笑顔を発信していきたい」。次いで、県観光推進課の藤村一志参事と県観光連盟の齊藤隆志事務局が観光施策などについて話した。
石川県では2014年度末の北陸新幹線・金沢延伸開業に向けてアクションプラン「STEP21」を策定している。プランの重点施策として(1)おもてなしの向上(2)食文化の魅力づくり(3)歴史と景観を生かしたまちづくりを掲げている。
藤村参事は「能登ふるさと博、加賀四湯博に続き、この秋『いしかわスイーツ博2012』を開く」とし、食の取り組みを紹介。齊藤事務局長は「今年、白山市内で伝建地区認定の動きがある。実現すると県内に7カ所目となり京都府に並ぶ」などと、歴史を生かしたまちづくりについて話した。
関案連パートナーの能登演劇堂(七尾市)は来年9月から公演する無名塾の「ロミオとジュリエット」を紹介したほか、コスモアイル羽咋(羽咋市)は宇宙人や宇宙をテーマにしたまちづくりについてアピールした。