グランピングなど3件採択 多摩・島しょ部"新しい余暇の過ごし方"PJ/東京
東京都が今年度、東京都区部の水辺エリアと多摩、島しょエリアで展開する「自然を活用した新たな体験型エンターテイメント創出事業」にこのほど、3件のプロジェクトが採択された。昨今話題のグランピングなど新規性に富んだ提案が並んだ。同事業は、自然などの地域リソースと新しい活用方法を組み合わせて東京での新しい余暇の過ごし方を発信しようというもの。4月3日―5月8日にプロジェクト案を公募していた。
奥多摩ではグランピングイベントを手掛けるNOX Intervillageが常設型グランピングを企画。奥多摩湖を眺められる地に物販、飲食、温泉も併設し日帰りにも対応する。建材や提供する料理の食材は地場産を使う予定だという。
調布エリアでは伊豆諸島の食材をテーマにしたプロジェクトをUSPジャパンが展開。調布飛行場に空輸された野菜や魚など伊豆諸島の新鮮な食材を使った体験を提供するほか、新島や神津島で収穫体験や地元住民との交流を楽しむ「ガストロミーツーリズム」も計画している。
八丈島ではASOBIBAが「島グランピング」を提案。リードパークリゾート八丈島内に整備し、1日1組限定で島の魅力に触れてもらう。