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巻き返し期す 名阪近鉄旅連が総会

巻き返し期す 名阪近鉄旅連が総会
名阪近鉄旅行協定旅館連盟(小田孝信会長=加賀屋)はこのほど、名古屋市のキャッスルプラザで2017年度総会を開いた。109人が出席した。総会では名阪近鉄旅行の16年度の総取扱額が14億8436万円(前年比85%)、そのうち旅館券は8億8760万円(同85%)、観光券は5億9675万円(同86%)だったことが報告された。 会員募集旅行「カッコーツアー」の送客実績は17万540人(前年比78%)、バスの延べ台数は6342台。宿泊は3万人(同84%)、日帰りは14万500人(同85%)だった。 小田会長は自身のエリアの話題で恐縮だがと前置きし「3月で北陸新幹線金沢開業から丸2年が経った。3年目に入る今年は正念場だ。北陸へ来ていただける必要性をはっきりと打ち出さなければと思っている。これは皆さんのところも同じことで、それぞれの地域にしかないものを磨き上げて商品化を図ってほしい」と話した。 名阪近鉄旅行の西村昌之社長は「これまでの総会は京都で開催してきたが、今回からは当社の本拠地である名古屋で開催することになった」と話し、カッコーツアーが黒字を出したものの8月と3月を除いてマイナスで不振だったことを報告。今年度は宿泊ツアーが集客できる取り組みとグループの名阪近鉄バスの運転手やガイドがツアー客から直接耳にした情報を商品化していく方針を示し「旅館連盟の皆さんからも情報を得て商品造成につなげたい」と語った。 1週間後の4月19日には同ホテルで協定観光施設連盟(西山健司会長=西の屋グループ)の総会を開催した。
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