愛旅協、藤田会長を再任
一般社団法人愛知県旅行業協会(藤田雅也会長=アイラブイット)は愛知県蒲郡市・西浦温泉の絶景浪漫銀波荘で2017年度通常総会を開き、いずれの議案も原案通り承認可決した。任期満了に伴う役員改選では藤田会長を再任した。藤田会長は「愛知県旅行センターと我々協会とのタイアップで、会員が幸福になるような事業を行っていきたい」と抱負を述べた。
今年度事業は旅行需要の喚起を図るための事業協力、販促施策の実施、全旅クーポン会への加入促進、愛旅協・協定会員連盟および愛旅協・協定案内所協力会の販売促進事業タイアップなどを行うことを決めた。
続いて行われた愛知県旅行センター(愛旅センター、萩原敏和社長=オレンジツーリスト)の株主総会では、任期満了に伴う役員改選で萩原社長を選出した。萩原社長は全旅クーポンの販売額が11億1千万円(前年比106%)と好調に推移したことを報告した。
来賓として出席した全旅の中間幹夫社長は「愛知県のクーポン取扱いは全国で7位。愛知県の底力からすると、まだまだ伸びる可能性がある」とさらなるクーポン発券への期待を寄せた。
また今後の全旅の取り組みとして「我々中小旅行会社の強みは地域に密着していること。愛旅センターを中心に国が進めるDMOなど地域の事業に参画してほしい」と語った。
今期で退任する全旅協の加藤正明副会長は「40年間旅行業に従事してこられたことに感謝したい。本部の副会長としてオールニッポンの力で旅行業界を変えようとして取り組んできた。会員の皆さんもいい社員を育て、お客様にとって心に残る旅行会社にしていってほしい。まだまだやりたいことはあり心残りもあるが、60歳を迎えたことを機に潔く引くことを決意した」とあいさつし、謝辞を述べた。
愛旅協・協定会員連盟の総会のあと、合同懇親会が行われた。