トップは山形、東北勢の人気上昇 楽天トラベル春の国内旅行動向
楽天トラベルが宿泊予約状況から算出した春の国内旅行動向によると、予約人泊数は前年同期比で16.3%増。都道府県ごとの人気上昇ランキングでは1位の山形県をはじめ青森県、岩手県がトップ10入りを果たした東北勢の人気が目立つ。北関東にも人気が集まっており、風は東に吹いているようだ。1位の山形県は同37.3%増。なかでもウインタースポーツが春でも好調な山形市内・蔵王・かみのやま温泉エリアが同44.0%と伸びている。東北では6位に北海道新幹線開業効果が見られる青森県が同30.3%増、7位に東北圏内からの予約が好調な岩手県が同28.3%増でランクインした。
北関東では栃木県が同35.5%増で2位に、茨城県が同27.0%増で10位と伸張。2月の圏央道の茨城県区間の開通で茨城から栃木への予約増、アニメの舞台となった茨城・大洗の人気が高まるなどの傾向が見られたという。
西日本では4位に山口県、9位に島根県と山陰・山陽エリアが健闘。そのほか3位に鹿児島県、5位に香川県、7位に新潟県が入った。
ランキングは2月28日時点の国内宿泊予約状況から、前年同期からの伸び率で算出。3月1日―4月28日の予約が対象。