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観光で京都を元気に 全旅協京都が賀詞交歓会、知事や市長も17年第一声

観光で京都を元気に 全旅協京都が賀詞交歓会、知事や市長も17年第一声
全国旅行業協会京都府支部と京都府旅行業協会(尾池文章支部長・会長=コムツアーズ)は1月18日、京都市東山区のハイアットリージェンシー京都で新春賀詞交歓会を開いた。約260人が出席した。尾池会長は「仕事と人生には3つの坂があると言われる。上り坂、下り坂と『まさか』という坂だ。昨年は地震やイギリスのEU離脱、アメリカでのトランプ大統領の当選、スマップの解散など『まさか』の坂の1年だった。今年は平和な1年であることを祈念したい」とあいさつ。 衆議院議員の伊吹文明・京都府旅行業協会顧問は「京都には日本的な生き方やたたずまい、文化が残っていることから多くの外国人観光客が訪れる。京都の旅行業の皆さんはその外国人を他府県へ送り出す仲介役になるようなキャンペーンを行ってほしい」と依頼。 京都府の山田啓二知事は「民泊が活発化しているが悪貨が良貨を駆逐するようなことがあってはならない。安心で安全な観光を構築できるよう京都市の門川市長と連携を図りたい。皆さんと観光で日本を元気にしましょう」。京都市の門川大作市長は「京都には内外の観光客が来られてまちは賑わっているが、市民の暮らしは良くなったか、旅行業の皆さんは儲けにつながっているのか。私が市長になって9年。京都市の税収は当時から134億円下がったままだ。市民の皆さんが豊かになっているのであれば税収も上がるはずだが、それが現実だ。文化庁が京都に移ってくる。京都に移ってよかったと全国の皆さんが思ってもらえるようにしたい」と話した。 続いて全旅の中間幹夫社長は京都の全旅クーポンの売上が4億7千万円で全国13位であることを報告し、今年度は地方創生やDMOへ協力することで地域活性化に取り組む考えを示した。 交歓会は京都絆会の服部一平幹事の乾杯の音頭で始まり、それぞれが交流を深めた。
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