旅客数3900万人超、航空機発着回数24万回超で過去最高 成田空港の16年実績
成田国際空港株式会社は1月26日、同空港の2016年の運用実績を発表した。国際線外国人旅客数が1300万人、国内線旅客数が700万人を突破するなど各項目で開港以来最高の数値を記録するなど好調に推移した1年だった。航空機発着回数は、前年比5%増の24万3400回で過去最高を更新。国際線は同6%増の19万2100回、国内線は同0・3%増の5万1300回とともに好調だった。国際線は新規就航が9社、アジア方面への路線の開設、増便が相次いだこと、国内線はLCCの新規路線開設などが好調の要因。
航空旅客数は同5%増の3905万3600人となり3年連続で最高値を更新した。国際線外国人旅客数は訪日客の増加が続き、同11%増の1392万800人、国内線旅客数は那覇、札幌、福岡線が好調で同4%増の700万4500人。暦年で初めて国際線外国人旅客数が国際線日本人旅客数を上回った。