3.7%減の4324万人泊と続落 10月の宿泊旅行統計
観光庁がまとめた10月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比3.7%減の4324万人泊だった。日本人、外国人ともに前年を割り込み、5月以降続く減少は今月も止まらなかった。日本人宿泊者数は同3.9%減の3730万人泊。外国人宿泊者数も同2.4%減の584万人泊と伸び悩んだ。
客室稼働率は全体で同1.0ポイント増の63.5%。旅館が0.6ポイント増の41.2%、リゾートホテルは同0.3ポイント増の60.1%、ビジネスホテルは同0.8ポイント減の78.5%、シティホテルは2.1ポイント減の82.1%だった。
客室稼働率が80%を超えた都道府県はシティホテル17カ所、ビジネスホテル12カ所、リゾートホテル5カ所。今月も大阪府、京都府の高稼働率が目立った。九州は全体で前年並みの61.6%。
11月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同0.5%減の4130万人泊。