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全盛期3割の衝撃-道東の挑戦(2) 3つの話題と女子旅対応

全盛期3割の衝撃-道東の挑戦(2) 3つの話題と女子旅対応
ひがし北海道観光事業開発協議会の野竹鉄蔵事務局長は11月16日、大阪市北区の大阪第一ホテルで開かれた観光素材説明会で、集まった旅行会社に道東が露出、注目されるのは間違いないとして、次の3つを挙げた。「距離」のデメリットを打ち消す秘策 ロシアのプーチン大統領が来日し首脳会談が行われること、その際北方領土の返還が議題になること、千歳空港が2020年に民営化されること―。特に千歳空港は18年にピーチが拠点化するなど、LCCが大幅に増えると指摘。それを見据えた札幌から道東へのバスルートをすでに開設済で「道東への動脈はできている」と強調した。 また、同協議会が昨年行ったアンケート結果では、食や自然体験に女性の関心が高かった反面、移動距離や交通手段が道東のマイナスイメージであることが分かった。 その相反する意向の対策として打ち出したのが、札幌―道東都市間の「動脈」から派生する宿泊拠点への「幹線」、さらに宿泊拠点を発着する地域素材への「支線」とし、広大な道東エリアを拠点型の短距離移動で滞在を促す「6次交通化」とした。 加えて、食や自然など好感度が高い素材を「さいはての女子旅ReBirthプロジェクト」と銘打ち、地元女性によるおすすめスポットをウェブなどで情報発信。エリア内の拠点には、女子旅中を示すレンタカーに貼りつけるステッカー、トイレの清潔度など女性目線で編集したマップなども用意した。 野竹さんは「女性は、アクセスと地域資源のポテンシャルのバランスに悩んでいます。そこを後押しすれば、女性は新規顧客になる」とみる。 (トラベルニュースat 16年11月25日号) →全盛期3割の衝撃-道東の挑戦(3) 旅行会社へ"ゼロベース"の共闘呼びかけに続く 1 | 2 | 3
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