山岳観光に歴史プラスし旅に深みを 長野県駒ヶ根市
長野県・駒ヶ根観光協会で観光客誘致を担当する辰野純さん、販売促進アドバイザーの竹村章さん、中央アルプス観光大阪営業所の澤村大樹さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。2017年、駒ヶ根市観光のシンボル的な存在、駒ケ岳ロープウエーが開業50周年を迎えることから山岳観光のまちを改めてアピール。ビアンデさくら亭などでは食事をセットした旅行会社向けプランを設定する。同協会では山岳観光に加えて、関西市場に向けて固有の歴史文化をアピールする。大河ドラマ「真田丸」の真田幸村の下、大坂冬の陣で多くの武功をあげた「上穂十一騎」は、駒ヶ根一帯を治めていた千村氏の家臣。国指定重要文化財の旧竹村家住宅は大坂の陣の70年後に建てられている。
こうした歴史文化をアドバイザーの竹村さんがシニア大学や生涯学習講座で話し、中央アルプスの圧倒的景観に歴史文化の魅力を付加していくことを考えている。「来ていただく前に、事前知識を持っていただくと駒ヶ根の旅に深みが増すと思います」とし、自らいろいろな場所へ出向いていくと意気込んでいる。
長野県駒ヶ根市の皆さん