恐竜博物館で巨大翼竜の謎に迫る　福井県恐竜博物館

福井県勝山市の福井県恐竜博物館から研究員の久保泰さん、恐竜マスコットキャラクターふくりゅうくんらがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、10月８日まで開催している特別展「翼竜の謎～恐竜が見上げた『竜』～」をＰＲした。特別展は、近年画期的な発見が相次ぐ翼竜の最新の知見をわかりやすく紹介する。卵を抱えたダーウィノプテルスの化石が、中国で発見発掘されてから初めて公開されるのをはじめ、翼を広げると10メートルにもなる巨大翼竜ケツァルコアトルスの生体復元模型なども展示される。 久保さんは「恐竜とはまったく異なります。恐竜は鳥として残っていますが、翼竜は完全に消滅しました。そのため謎も多かったのですけど、このところ重要な発見が続いています。夏休みにご家族でぜひお越しください」。期間中15万人の来館を見込み、常設展とあわせて３時間ほどかけてじっくり見学してほしいと話していた。 福井県恐竜博物館の皆さん