うまい秋の新潟県 東京で交流会開き食をふるまい
新潟県観光協会が主催する「秋の新潟県観光商談会・交流会」がこのほど、東京・池袋のホテルメトロポリタンで開かれた。県内27市町村・市町村観光協会が参加し、招いた旅行会社関係者に新潟観光をアピールしたほか、新潟の食をふるまった。交流会で野澤幸司・新潟県旅館ホテル組合長は、同席した泉田裕彦知事との活動を振り返った。
「2度の新潟震災を経験しながら、新潟の観光力は徐々についている。知事は新潟観光に努力してくれた。今日の日の、最後のトップセールスに感謝したい」
泉田知事は「中越地震が起きたのは、知事に当選し就任30時間前でした。被災者支援と復旧、復興に全身全霊であたった新人知事時代でした。野澤組合長に背中を押され観光をけん引役に新潟の復興に取り組みました。そのなかでDCなくして新潟の観光振興はなかったと感謝しています。これからもニイガタならではの旅をつくり、送客に力を貸してください」と要請した。
旅館女将をバックに話す野澤組合長(右)と泉田知事
来賓からはJR東日本の高橋敦司営業部長が「新潟県に投入した現美新幹線は、海外からも引き合いがあるほど好評です。また、来年5月に運行を始めるクルーズトレイン四季島は3泊4日の行程で、新潟県内も走ります。世界一のクルーズトレインとして、走る土地に誇りを感じてもらえるよう、しっかりやりたい」と抱負を述べた。