7月の延べ宿泊者数は0.4%減 宿泊旅行統計
観光庁がまとめた7月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比0.4%減の4461万人泊だった。微減傾向が続いている。そのうち日本人宿泊者数は同2.0%減の3762万人泊。外国人宿泊者数は同8.9%増の698万人泊。九州方面は全体で同2.8%減ながら月を追うごとに回復している。
客室稼働率は全体で同0.9ポイント減の61.9%。旅館が0.5ポイント増の38.6%、リゾートホテルは同0.2ポイント増の59.3%、ビジネスホテルは同2.4ポイント減の75.6%、シティホテルは1.7ポイント減の80.7%。客室稼働率が80%を超えたのはシティホテル11カ所、ビジネスホテル6カ所、リゾートホテル4カ所でいずれも前年を下回った。
一方で大阪府では依然として高稼働率が続いており、旅館を除く3業態が90%前後を維持。九州は全体で同0.4ポイント減の57.1%となったが、大分県、宮崎県、鹿児島県は前年同月差がプラスに転じた。
8月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同1・0%減の5587万人泊。