ツーリズムEXPO2016、18万6千人が来場 観光先進国化誓う
ツーリズムEXPOジャパン2016が9月22―25日、東京ビッグサイトなどを会場に開かれ、過去最高の18万6千人が来場した。22日に東京・ベルサール東京日本橋で行われた開会式には、海外140カ国から観光大臣や観光関係者ら多数出席。主催者を代表して田川博己JATA会長は、今後の国際観光市場を日本がリードしていく気概を示した。
「インバウンド2千万人時代となり、観光は国の成長戦略の柱となりました。思い返せば2013年、当時のJATA旅行博で、このあとご講演いただくタレブ・リファイUNWTO事務局長が、2020年に訪日外客2千万人という目標について、日本人らしく控えめな数字、3千万人はいけると話され、目線を高くするきっかけになりました。慧眼に驚いています。オリンピックを控え、日本には観光大国への黄金のチャンスが到来しています。これから4年、大いなる進化を成し遂げ、観光先進国へまい進したい」
式典後には国際観光フォーラム、夕方からは世界からの参加者を歓迎しようと、日本橋周辺を会場に恒例のジャパンナイトを開催した。栃木県鹿沼市の「鹿沼彫刻屋台」や、秋田竿燈が日本橋中央通りで披露された。
ジャパンナイトで披露された秋田竿燈