イルカや野鳥から化学物質検出、かつての農薬に使用 北米
北米で農薬などの製品にかつて幅広く使われ、健康への影響も懸念されている化学物質が、米国とカナダに生息するイルカや野鳥などの野生生物から検出されたという調査結果を、カナダの研究者が環境科学技術誌に発表した。
調査対象とした化学物質の「ペルフルオロホスフィン酸」は1950年代以来、カーペットの染み防止スプレーや焦げ付きにくい調理器具など幅広い製品に使用され、今もカーペット洗浄剤などに使われている。
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