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33の「大人の遊び」を提案 富山県、秋の特別体験企画始める

33の「大人の遊び」を提案 富山県、秋の特別体験企画始める
富山県は9月1日から、体験プランを集めた「大人の遊び、33の富山旅」秋の特別プログラムを開始した。北陸新幹線の開業で東京―富山間は最短2時間8分、思い立ったら気軽に行けて、ゆっくり時間もとれる目的地となった。県では北陸新幹線開業前に「富山で休もう」をキャッチフレーズに首都圏市場への浸透を図ろうと「大人の遊び、33の富山旅」を提案、旅行商品化にも期待している。 1番目に提案するのは、富山市でアートに浸る「8つ美術館巡りと大人の塗り絵」。1区間200円、1日700円の「ぐるっとバス」が観光ガイド付きで美術館をつないでいる。この秋から美術館ごとにポストカードサイズの大人の塗り絵が登場。真剣に塗り絵で遊べば、忘れていた懐かしいものを思い出す。 高岡市では古地図片手に城下町散歩。見どころは、与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と称した高岡大仏。加賀藩の商都として栄えた高岡は戦災に合わなかったことから、250年前の古地図を手掛かりに散策ができる。高岡では古地図で遊ぶ。 岐阜県と接する南砺市では曼荼羅の間に身を置いてみる。ネパールのツクチェ村と交流がある同市の利賀村では、両村の友好のシンボルとして癒しをテーマにした「瞑想の郷」を建設。4棟の建物の1つ、瞑想の館にはツクチェ出身の画僧が描いた4メートル四方の曼荼羅を壁4面に展示。ここでお香と、石臼挽きコーヒーを楽しめる「ヒーリングカフェ」は400円。12月―4月中旬は休館。
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