観光復旧へ急ピッチ 北海道、観光施設は営業
8月に相次ぎ台風が上陸した北海道。各地で被害が発生したが、観光面では急ピッチで復旧が進められている。一部を除き、北海道内の観光施設は通常通り営業している。北海道庁が9月20日現在でまとめた「観光施設等稼働状況一覧」によると、上川地域と十勝地域にある9施設。いずれの施設も、アクセス道路の通行止めによる営業休止で、このうち複数施設は再開予定日を明らかにしている。
道路については、北海道開発局のまとめによると国道の通行止めが4路線5区間、道道は67路線90区間で通行止めが続いている。国道は38号線が清水町内で、274号が日高町から清水町にかけて、273号が上士幌町から上川町にかけて。このうち国道38号と国道274号の通行止に伴う措置として、道東自動車道の占冠―音更帯広間(約76キロ)が代替道路となり無料で通行できるようになっている。
鉄道については、JR北海道によると根室線・富良野―芽室間、石北線・上川―白滝間が「当面の間、全列車運休」になるという。