超過密状態、フィリピンの拘置所での生活を見る<1>
フィリピン首都マニラ近郊のケソン市にある拘置所。延べ床面積は約2800平方メートルとそれほど大きくない建物だが、この中に4000人以上の収容者がすし詰め状態で暮らしている。
看守によれば、拘置所は以前から満員状態だったが、最近になって収容者の数が急増した。批判者らはこの過密状態を、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が進める麻薬撲滅戦争の結果だと指摘。こうした現状を招くことは予想できたと批判する。
施設...
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