第2回ジャパン・ツーリズム・アワード大賞に飛騨高山国際誘客協議会
第2回ジャパン・ツーリズム・アワードの大賞に、飛騨高山国際誘客協議会の「官民協働での外国人観光客の誘致・受入」が選ばれた。「日本の地域におけるインバウンドへの取り組みの先駆的なモデル」であることが評価された。アワードはツーリズムEXPOジャパンに連動して、日本観光振興協会と日本旅行業協会が昨年創設。ツーリズム業界の発展に寄与する国内外の団体・企業の取り組みを継続性や発展性を重視し評価する。国内・訪日領域、海外領域、UNWTO(国連世界観光機関) 部門があり、今年は昨年を25件上回る158件が応募。元観光庁長官の本保芳明さんを審査委員長に選考した。以下、各賞。
優秀賞(国内・訪日領域)=クラブツーリズム「世界初!視覚障がい者夢の自動車運転体験ツアーの実現」▽沖縄観光コンベンションビューロー「沖縄県めんそ~れ~沖縄観光学習教材」。同(海外領域)=日本航空「JALホノルルマラソン需要創造への取り組み」。UNWTO部門賞=KNT―CTホールディングス。ツーリズムEXPOジャパン2016特別賞=フランス観光開発機構「フランスへの日本人旅行需要回復に向けた取り組み」▽三井不動産「日本橋案内所における地域活性化とインバウンド観光受入拡大について」。
ツーリズムEXPOジャパン推進室は「訪日事業や地方創生、ユニバーサルツーリズムに取り組んだケースが見られた。実績を積み重ねてブランド化を進めた取り組みや、人材育成に関する取り組みも目立った」としている。9月22日のツーリズムEXPOジャパン開会式後に表彰式がある。