8.7%増の5兆4610億円 4―6月期の日本人の国内旅行消費額
観光庁がこのほど発表した2016年4―6月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額は前年同期比8.7%増の5兆4610億円だった。国内延べ旅行者数は同8.0%増の1億6708万人。ゴールデンウイークの日並びの良さが好結果をもたらしたようだ。国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は同9.0%増の4兆503億円、日帰り旅行消費額は同7.9%増の1兆4107億円。宿泊旅行の旅行者数は同7.6%増の8028万人。日帰り旅行の旅行者数は同8.4%増の8680万人。宿泊、日帰りともに好調だった。
旅行1回あたりの旅行単価は同0.6%増の3万2686円と微増。宿泊旅行が同1.3%増の5万452円だったが、日帰り旅行は同0.5%減の1万6253円と微減となった。