スポーツ文化ツーリズムアワードを公募 観光庁ら3庁が共同展開
観光庁は7月12日、スポーツ庁、文化庁と共同で「スポーツ文化ツーリズムアワード2016」の公募を始めた。同アワードはスポーツツーリズムの優れた取り組みの評価、普及が目的。3庁は東京五輪開催に向け、政策連携で新たに生まれる地域、日本ブランドの確立や観光活性化を図るため、3月に包括的連携協定を締結しており、今回の取り組みはその具体的な施策となる。全国地方新聞社連合会ともタイアップし、広く周知していく。
申請対象は原則、地方公共団体や観光振興団体、経済団体、スポーツコミッション、文化芸術団体、旅行会社などの民間企業による協議体。公募要件は、スポーツと文化資源を組み合わせたものであること▽観光客の増加、長期滞在を促す仕組みや地域への経済効果波及につながる工夫があること―など。スポーツや芸術・文化鑑賞を体験できる長期滞在型レジャーや、世界文化遺産の中でのウォーキングなどが例として挙がる。
公募期間は8月12日まで。9月の「ツーリズムEXPOジャパン」で1次審査通過作品を発表、年内には受賞作品を決定する。
また、3庁連携の取り組みで使用するシンボルマークも同期間に公募するなど、連携による活動を本格化させている。