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若い移住者求む! 鳥取県智頭町が3都市で説明会

若い移住者求む! 鳥取県智頭町が3都市で説明会
鳥取県智頭町は8月26―28日、福岡、大阪、東京で「移住キャラバン」を行う。町内で活動する「森のようちえんまるたんぼう」と共催し、子育て世代ら若い人たちに智頭町への移住を働きかける。町が独自に移住説明会を大都市部で開催するのは初めて。キャラバンは「田舎でのびのびと子育てしませんか?」と題し、いずれの会場でも子育て環境について説明するほか先輩移住者トークショー、個別相談会、特産品が当たる抽選会などを行う。移住後に起業した人たちのハンドメイド作品の販売もある。トークショーでは移住後のメリット、デメリットを含めてあるがままを伝え「アットホームな感じで開催したい」(町担当者)という。 子育て環境については、森のようちえんまるたんぼうの取り組みを紹介する。東京都出身の西村早栄子さんが智頭町に移住後の2008年に、園舎を持たず森林の中で子どもを育もうと開設した。同園に入園する目的で、県外から移住する家族も少なくないそうだ。西村さんはトークショーに出演し、森のようちえんの様子を紹介したパネル展示もある。 また、福岡と大阪会場では智頭町に移住し人気のパン屋「タルマーニ」を運営する渡邉麻里子さん、東京会場では3世代で神奈川県から移住し地域おこし協力隊として活躍する細山周一さんもトークショーに加わる。 26日の福岡会場は福岡市中央区の天神ビル11階「天神ビル9号室」、27日の大阪会場は大阪市中央区の難波御堂筋ビルディング9階「難波御堂筋ホール9B」、28日の東京会場は千代田区内神田の「the C」。いずれも13-16時。参加は無料で、予約も不要。各会場とも先着50人に「鳥取砂丘を育む源流の森・芦津の名水」(500ml)をプレゼント。とちようかんやかきもち、麻の実、タルマーニのパンなどの試食もできる。 智頭町では10月29―30日には1泊2日で「現地体験会」も開催。森のようちえん体験、農家民泊での宿泊、森林セラピー体験、移住者との交流などを予定している。智頭町までの交通費、宿泊費は参加者負担だが、町内滞在に伴う費用は不要。詳細は各会場で説明する。 問い合わせは、智頭町企画課0858-75-4112。
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