国内エースは春の早期予約を可能に JTBが下期商品を発売
JTBは7月、1日に海外の「ルック」、15日に国内の「エース」の2016年度下期商品を相次いで発売した。JTB国内旅行企画の国内パッケージツアー「エースJTB」の下期(10月―17年5月出発)は、設定期間をこれまでより2カ月延長。春休みやゴールデンウイークの人気施設などの早期の予約を可能にした。
JTBグループの全社キャンペーン「日本の旬」の下期は九州。明治日本の産業革命遺産と屋久島という世界遺産と、長崎の教会群など世界遺産登録候補地の見学プランを設定したほか、温泉アナリストなど温泉名人が選んだ「九州八十八湯」、大分の関アジや佐賀のイカなど食、佐賀の有田焼陶芸など「匠の技」体験をフィーチャーし、復興を旅で支援する。
そのほか、沖縄では観光周遊型をテーマに古宇利島での星空観察、美ら海水族館でのオリジナルガイドツアーなど新しいプランを投入。いずれも15周年の節目を迎えた東京ディズニーシー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅も様々なプランで盛り上げていく。
JTBワールドバケーションズの海外パッケージツアー「ルックJTB」の下期(10月―17年4月出発)は、今年注目が集まる中南米ではリオのカーニバル、女性の人気が高まっているスリランカでは世界遺産・シギリヤロックとアーユルヴェーダが体験できるプランを設定するなど旬のエリアに注力。
「くつろぎの旅」は経験豊かなマスター添乗員同行のもと、最大10人限定、旬にあわせたコース設定、ビジネスクラス利用などで、ルックの中でも最高峰の旅との位置付けに恥じない商品を展開する。早期予約にも応じ、5コースでゴールデンウイーク出発も発売する。