着地商品造成など旅行業登録の本格稼働に意欲 鳥取県智頭町
鳥取県・智頭町観光協会の山中章弘さんと小池陽子さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。昨秋に取得した旅行業登録を本格稼働させ、着地型旅行商品の造成販売や、町民の旅行あっ旋を積極的に取り組む決意を示した。智頭町観光協会では現在、森林セラピーや農家民泊に取り組んでおり、一般観光客だけではなく企業の研修、メンタルヘルス対策などをプラン化。すでに複数の企業と連携し、社員の受け入れを行っている。旅行業登録を取得したことで、JR智頭駅や鳥取空港から始まる着地型旅行商品の造成にも意欲的だ。
小池さんは今年5月、旅行事業スタッフとして観光協会に加わったばかり。「子どもに関わる仕事がしたくて、ひょんなことで智頭町を訪ね、いっぺんに気に入ってしまいました。兵庫県の尼崎出身なんですが、また違った人情味がこの町にはあります。智頭町の良さを多くの人に伝えていきたいですね」。
山中さんは「元気で明るい彼女に期待しています。智頭町がさらにパワーアップしました」と笑った。
鳥取県智頭町の小池さん