八重山で滞在を 大阪で観光セミナー/沖縄
沖縄県の八重山観光セミナーがこのほど、大阪市内で開かれた。2013年に石垣島に新空港が開港してから観光客が急増、15年には域内に111万人が来訪し2年連続で百万人の大台を突破した。今年は125万人を目指す。八重山諸島は12の有人島に1市2町で構成する。八重山ビジターズビューローの上亀直之副理事長は、好調な観光入込客数の中でもインバウンドが2割を占めるとし「自然を楽しむ欧米客が目立つようになってきました。長期滞在のエリアとして国内外にアピールしたい」と話した。
各市町の情報提供では、石垣市が日本で初めて国際ダークスカイ認定を申請した夜空、国内1位と称されるダイビングなどをPR。竹富町は旧暦を「島歴」とし、自然のリズムに合わせて過ごす西表島や竹富島での滞在を紹介した。与那国町は、今夏オープンする歴史文化交流資料館で食や唄などをテーマに交流プログラムが始まることをアピールした。
懇親会には3首長も出席、「八重山はひとつ」と強調していた。
沖縄観光コンベンションビューローでは東名阪で離島コンテンツフェアを開催する。フェア出展の商材で旅行商品化するとプロモーション費用を支援するほか、八重山諸島へのチャーター便利用の商品についても旅行代金の一部を助成する。東京では7月14日に世界貿易センタービル、大阪は9月6日にハービスOSAKA、名古屋は同8日に名古屋国際センターホールで開催。