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「マンガ博」と「神話博」 鳥取県と島根県、DC開幕控えアピール

「マンガ博」と「神話博」 鳥取県と島根県、DC開幕控えアピール
鳥取県と島根県は5月16日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で「山陰デスティネーションキャンペーン(DC)観光情報説明会」を開催した。約90人の旅行会社やマスコミ関係者が出席した。DCは両県とJRグループが共同で10―12月に展開する。5月19日からはプレキャンペーンと銘打って、両県で催される大型イベントを軸に2次交通の充実、特別乗車券などを設定。8月31日まで展開する。 プレゼンテーションでは、鳥取県側は8―11月に全県で巡回展示する「国際マンガ博」を紹介し、まんが王国とっとりPRキャラバン隊・バードプリンセスが来県をアピールした。 島根県側はしまねっこwithこねっこ隊が県内の観光素材をPR。7月から始まる「神話博しまね」についても説明した。 説明会では主催者を代表して鳥取県文化観光局観光政策課の西尾浩一課長があいさつ。その後の観光情報交流会では社団法人島根県観光連盟の門脇政弘専務理事があいさつし、旅行会社やマスコミ関係者と両県の観光担当者が熱心に情報交換を行っていた。 鳥取県は水木しげるさんや谷口ジローさん、青山剛昌さんといった国内外で著名な漫画家を多数輩出していることから「まんが王国とっとり」を掲げ、知名度向上や観光客誘致に積極的に取り組んできた。2012年11月に国内最大級の漫画イベント「国際マンガサミット鳥取大会」が開かれることを契機に「まんが王国とっとり」建国の年と位置づけて「国際マンガ博」を開催する。 マンガ博は8月4日から11月25日まで西部、中部、東部の県内3会場で開かれる移動型の博覧会で、中心となる「とっとりまんがドリームワールド」では漫画家の展示体験やライブステージが行われる。このほか各地でイベントも実施される。 島根県の「神話博しまね」は出雲大社の東隣で古代歴史博物館前の特設会場で7月21日から11月11日まで開催される。神話映像館では超ワイドスクリーンを使って実写とCGで神話のオリジナル映像を体験。ナレーションは女優の浅野温子さんが担当する。 このほか特設ステージでは神楽や隠岐国分寺蓮華会舞、安来節など伝統芸能を毎日公演する。神々の国しまね公式マスコットキャラクター「しまねっこ」のステージ、県民による「おもてなしステージ」も開かれる。特別企画として現地学芸員が同行して案内する「よくばりバス旅」やドライバーの案内による「神話博しまね定時観光タクシー」も運行する。 JRでは12月31日までの期間、島根・鳥取両県を周遊できるフリーきっぷ「山陰パス」を設定している。連続する4日間、新幹線・伯備線と智頭急行線を使っての山陰への入出、自由周遊区間の利用ができる。料金は大阪発が大人1人1万6500円。
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