今も続く先住民の苦難、女王哀悼が見せつけたオーストラリアの傷跡
英エリザベス女王の死から24時間もたたないうちに、国家元首の逝去に対するオーストラリアの反応に最初の亀裂が生じた。
メルボルンで9日に開かれたオーストラリアンフットボールの女子プロリーグ(AFLW)のチーム同士の対戦。選手たちは起立して、その地が先住民の土地であることを確認する宣言に耳を傾け、続いて1分間の黙とうで女王を追悼した。
しかし「譲られていない」先住民の土地に選手が立つとの宣言が行われ...
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