なつかしのやくも（2）　国鉄特急色でのんびり旅情

また車内では、島根県観光大使の女性らが乗車し、各車両をまわりながら沿線の魅力などを紹介し、車内を盛り上げていました。熱い思いで実現 ツアーを企画した日本旅行の玉川淳さんは「最初は、現在使用されている『ゆったりやくも』の車両で運行する予定だったのですが、せっかくの大阪発ですし、当時のカラーでもある人気の国鉄特急色にこだわりました」。 別線区で運行されている３８１系の国鉄特急色に目を付け実現させてしまうなんて、玉川さんはじめ関係者のツアーへの熱い思いを感じざるを得ません。 新幹線経由で行けば３時間少しで行ける松江ですが、乗り換えなしで５時間ほどかけて、のんびり行くのも旅情たっぷりでいいもんです。 観光大使と記念撮影 ちなみに、国鉄特急色とは、赤２号と言われるエンジ系の色に、クリーム４号のベージュ系とのツートンカラーのことです。 あらしん...鉄道をこよなく愛するヲタク。鉄ちゃん。一部私鉄を除き、全国の路線を乗車。鉄道好きが高じて車内販売員歴も。現在一人息子を立派にしよう？と鉄道のイベントに連れ出している。 （トラベルニュースat 12年11月10日号） →なつかしのやくも（1）　山陰ＤＣで特別に運行に戻る 1　｜　2