グラディエーターをかたどった希少な刃物の柄、ローマ時代の「セレブ文化」に光
英イングランド北部に伸びるハドリアヌスの長城で、グラディエーター(剣闘士)をかたどった珍しい刃物の柄(つか)が見つかった。古代ローマの剣闘士がセレブ同然の地位にあったことに新たな光を当てる発見となっている。
発見地となった史跡の管理を手掛ける非営利団体イングリッシュ・ヘリテージによると、銅の合金でつくられた刃物には、「セクトル」と呼ばれる種類のグラディエーターがかたどられている。
セクト...