【次代への名言】幕末維新青春伝編(73)
戸川残花は、明治~大正期に詩人、雑誌『旧幕府』を主宰した史家、また教育者として足跡を残した。彼は本名を安宅(やすいえ)といい、備中(岡山県西部)・早島に表高3千石の所領を持つ旗本・戸川家の御曹司。幕末には、当主だった異母兄(後の養父)の名代として15代将軍、徳川慶喜の警衛を務めたこともある。その彼はこんな証言を残している。
日本の旅行をもっと面白くする