「プリンセス・クルーズ」予約好調　13年、日本市場に本格参入

プリンセス・クルーズが２０１３年、日本市場に本格的に参入する。４―７月に横浜および神戸発の７コース９航海を運航、いずれも予約は好調だという。日本に配船するのはサン・プリンセス。総トン数７万７千トンで、乗客定員が２千人を超える大型クルーズ客船。「日経トレンディ」の13年ヒット予測ランキングで６位にランクされるなど注目を集めている。 温泉めぐりや世界遺産などテーマを明確にしたコース設定も前評判の高さの要因になっている。外国籍船なので一度は海外に立ち寄る必要があり韓国や台湾、サハリンなど近隣国を組み込んだ。キャビンは上級カテゴリーから埋まっていく傾向が高く、一番人気は北海道だそうだ。 サン・プリンセスのクルーズは旅行会社でのみ販売しており、総販売代理店のクルーズ・バケーションでは新規旅行会社の開拓に力を入れ、反響も良好だという。