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国内初本格LCCの6カ月(3-1) 沖縄を第2の拠点に―ピーチ

国内初本格LCCの6カ月(3-1) 沖縄を第2の拠点に―ピーチ
これまで2回に渡ってお届けしたピーチ・アビエーション営業本部マーケティング&コミュニケーション部の百目木(どめき)直人部長のインタビュー。最終回は、今後の事業展開や展望を話してもらった。「早ければ14年度にも」 営業本部マーケ&コミュ部・百目木直人部長に聞く ―いま(9月14日)、機材は何機保有しているのですか。 4機です。1機は完全に韓国専用です。ほか3機は国内で回しています。もうすぐ10月3日に5機目が入る予定です。 ―そのうちの1機に何かあったら大変ですね。 そうです、全体が影響してしまいます。そのためもあって、弊社では空港での離発着の間隔を40分とっています。何かあった場合にフライトの間に吸収できるように設定しているんです。他LCCは25―30分で動かしているところが多く、何かあるとズルズルと遅延することになるかもしれません。余裕ある時間設定ができるのも、やはり我々の拠点が関西空港で24時間営業というのが大きいですね。 ―前回伺ったピーチファンになってくれたおばちゃんといい、関空の24時間営業といい関西を拠点にされたことが奏功していますね。 ええ。ですから今後も関西空港をベースに便を増やしていきたいと考えています。その中でも一番飛ばしたいのは中国です。今年春からずっと申請しているのですが、まだ許可はいただいていません。許可をいただいてから空港の空き状況を調べて、どこへ飛ぶか決める手順です。あと沖縄を第2の拠点にしようとも考えています。沖縄から国際線を出す、関西以外の国内線を飛ばすという計画を立てています。早ければ2014年度にも沖縄を拠点化できればと思っています。 ―ほう。 弊社の場合、1フライト4時間というのを基準にしています。その根拠は、就航前にうちの従業員がいろいろな国のLCCに乗ったんです。3列×3列で同じシートピッチで、しかも真ん中の席に座って何時間まで耐えられるかという体験をしてきました。その結果、体力的にも精神的にも4時間が限界だと分かりました。4時間以上になると、これは間違いなくクレームになるという実体験です。で、4時間圏のところがターゲットになるんですが、関西空港だと香港が限度。でも、沖縄からだとより南、ホーチミンまで行けます。 →国内初本格LCCの6カ月(3-2) 他業種コラボも積極的―ピーチに続く 1 | 2
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