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女性目線でまちづくり―相差女将ちどり会(1) 発足

女性目線でまちづくり―相差女将ちどり会(1) 発足
三重県鳥羽市相差地区の宿泊施設の女将さん22人でつくる「相差女将☆ちどり会(野村操子会長=リゾートヒルズ豊浜)」が元気だ。地区内の神明神社・石神さんがパワースポットとして注目を集め、最近は女性客が大幅に増えた。メンバーは「女性目線で相差のまちをさらに良くしたい」と意気込んでいる。ちどり会は2010年11月に発足した。相差を代表する名勝地の千鳥ヶ浜と、漁から無事に戻れるおまじないを意味する一筆書きの星印(ゼーマンという)を名前に冠した。星印は、08年発行のミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで相差が一つ星を得た記念も兼ねた。 相差女将ちどり会の皆さん(後列右端が野村会長) 相差は、美し国・伊勢志摩を支える海産物が豊富な場所で昔から海女漁が盛んな漁村だった。1970年代から、地元で揚がる海の幸を売り物にする宿ができ始め、今では旅館ホテル・民宿を合わせて60軒にもなる鳥羽市内でも屈指の宿泊拠点になった。 ただ、地域活動をするのも宿を切り盛りするのも男性が中心。ほんの少し前までは女性は「海に潜っていればいい」存在だった―。 (続)
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