産業フェアでものづくりアピール、10月14日まで　福井県坂井市

福井県坂井市の芝政ワールドで10月12―14日、第２回坂井市産業フェアが開かれる。坂井市のものづくりをアピールし、観光客誘致を図ろうと市観光産業課の八杉茂樹さんと齊藤宏枝さん、マインド・アンド・サウンドライフの笠島範夫さんらがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。坂井市には、ロケットの燃料タンクやボーイング７６７の機体部品などを製作する先端技術を持つ企業をはじめ、カーシート生地の国内シェア１位、ハイブリッドカー用のモータ絶縁材料の世界ナンバー１のメーカーなどが集積。 産業フェアは、そうした地域産業を広く知ってもらおうと２０１０年に初めて開催し県内を中心に２万人を集めた。今年は２回目の開催で、県外にもアピール。前回を上回る５万人の来場を見込む。 八杉さんは「芝政ワールドを特別に無料開放して開催します。学生の就職支援といったコーナーも設けています」。齊藤さんは「越前そばをはじめ富士宮やきそばや四日市とんてきなどＢ級グルメの屋台や伝統芸能の披露といったイベントもあります」とし、フェアへの来場を訴えていた。 福井県坂井市の皆さん