東京・六本木ヒルズで「カタール・ウィーク」　国交40周年で独特の文化紹介

日本とカタールの国交40周年を記念した「カタール・ウィークin東京」が９月27日から東京・港区の六本木ヒルズアリーナで始まった。カタールの伝統的なアラビア建築の中央市場「スーク」が再現された会場では10月１日までの期間中、伝統舞踊やワークショップが行われ、訪れた人にカタール文化を紹介する。オープニングイベントではアラブの伝統的な弦楽器ウードの演奏や剣舞が披露された。臨席した高円宮妃久子様は、あいさつで両国40年の友好の歴史に触れながら、「特に東日本大震災後にカタールから示された友情と支援に感謝申しあげます。今後も両国がアジアの一員として、友好関係を一層深め、歩んでいくことに期待しています」と話された。 アラブ伝統の剣舞を披露 スーク内では、カタール企業などがブースを設営し、カタールのエンターテイメントの展示や上演、製品の紹介、トークショーなど様々な文化イベントが催される。 また、会場内のテントではカタール国立博物館が主催するベドウィン遺跡に関するワークショップやヘナペインティング、伝統的なアラブ料理が体験できる。