輸入規制緩和、外食業界は期待「質高い牛肉提供」　被災地「地元産の値崩れ心配」

　牛海綿状脳症（うしかいめんじょうのうしょう）（ＢＳＥ）対策で輸入制限が続く米国産などの牛肉について、食品安全委員会の専門調査会が規制緩和を容認する方針を示したことで、外食産業は「質の高い牛肉が安価に流通する」と期待を示す。一方、牛肉の価格下落が続く被災地ではさらなる打撃を懸念する声もあがった。